1. ダウ理論とは?
ダウ理論は、100年以上前にアメリカのチャールズ・ダウが提唱した「相場の本質を説明する理論」。
FX・株・仮想通貨など、チャートを使うすべてのトレードの基礎になっている。
特にFXでは、
- トレンドの方向
- トレンドの転換点
- エントリーと損切りの基準
を判断するための“軸”として使われる。
2. ダウ理論の6つの基本原則
① 市場はすべての情報を織り込む
金利、経済指標、戦争、投資家心理…
すべての情報は価格に反映されるという考え方。
→ チャート分析だけで戦える理由がここにある。
② トレンドには3種類ある

FX初心者が最初に覚えるべきは、
「高値・安値の更新」=トレンドの定義という点。
③ トレンドには3段階ある
- 先行期(スマートマネー)
- 追随期(一般投資家も気づく)
- 利食い期(トレンドの終盤)
→ 個人トレーダーが狙うべきは「追随期」。
④ トレンドは明確な転換シグナルが出るまで続く
「トレンドは継続する」という最重要ルール。
上昇トレンドなら
- 高値更新
- 安値切り上げ
が続く限り、基本は買い目線。
⑤ 出来高はトレンドを確認する
株では重要だが、FXは出来高が曖昧なため参考程度。
⑥ 2つの市場平均は相互に確認される
本来は株の話(工業株と輸送株)。
FXではほぼ使わないため、初心者は無視してOK。
3. FXで最も重要な「トレンドの定義」
● 上昇トレンドの条件
- 高値が切り上がる
- 安値も切り上がる
● 下降トレンドの条件
- 高値が切り下がる
- 安値も切り下がる
この2つだけで、
「今は買いか売りか?」が判断できる。
4. トレンド転換の見極め方(超重要)
上昇 → 下降への転換
- 高値更新が止まる
- 安値を割る(重要)
- 戻り高値を作って下落
下降 → 上昇への転換
- 安値更新が止まる
- 高値を超える(重要)
- 押し安値を作って上昇
→ 「押し安値・戻り高値」のブレイクが転換点
これがダウ理論の核心。
5. ダウ理論をFXで使う3つの実践ステップ
① トレンド方向を決める
- 高値・安値の更新をチェック
- 上昇なら買い目線、下降なら売り目線
② 押し目・戻り目を待つ
- 上昇なら押し目買い
- 下降なら戻り売り
→ トレンド方向に逆らわない。
③ 損切りは「押し安値/戻り高値」の外側に置く
ダウ理論は損切り位置が明確になるのが強み。
6. ダウ理論の弱点と注意点
- レンジ相場では機能しにくい
- トレンドの終盤はダマシが増える
- 時間足によってトレンドが矛盾することがある
→ 上位足でトレンドを確認し、下位足でエントリーが鉄則。
7. まとめ:ダウ理論はFXの“地図”になる
ダウ理論は、
- トレンドの方向
- トレンドの転換点
- エントリーと損切りの基準
を明確にしてくれる、FXの基礎中の基礎。
初心者ほど、まずはダウ理論を軸にすると迷いが減る。

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