1. FXと税金の基本
FXで得た利益は税金の対象になります。対象となる利益は以下の2つです:
- 売買差益(為替差益)
- スワップポイント(受取金利)
これらを合算した金額が「FXの収入」として扱われます。含み益・含み損は対象外です。
2. 確定申告が必要な人は?
給与所得者(サラリーマン)の場合、次の条件に当てはまると確定申告が必要です:
- 給与所得以外の所得が年間20万円を超える場合
(FXの利益もここに含まれる)
また、専業トレーダーや個人事業主は、利益が出た場合は基本的に申告が必要です。
3. 国内FXと海外FXの税制の違い
FXの税金は「国内口座」と「海外口座」で大きく異なります。
📌 国内FX(申告分離課税)
- 税率:一律 20.315%
- 損失繰越:最大3年間可能
- 他の所得と合算しない
📌 海外FX(総合課税)
- 税率:累進課税(最大55%)
- 他の所得と合算される
- 損失繰越は不可
4. FXの確定申告が必要なケースまとめ
5. 必要書類
確定申告に必要な主な書類は以下の通り:
- 年間損益報告書(FX会社が発行)
- 経費の領収書(PC、通信費、書籍など)
- マイナンバーカード
- 控除証明書(保険料控除など)
6. FXの確定申告の流れ(初心者向け)
① 年間損益を確認
FX会社のマイページから「年間損益報告書」をダウンロード。
② 必要経費を整理
PC、通信費、セミナー費などは経費として計上可能。
(領収書の保存が必須)
③ 申告方法を選ぶ
- 税務署に持参
- 郵送
- e-Tax(おすすめ)
④ 申告書を作成
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で入力。
⑤ 提出・納税
- 申告期間:2月16日〜3月15日
- 納付期限も同日
7. 損失が出た年も申告すべき理由
国内FXでは、損失を翌年以降に繰り越せる「損失繰越控除」があります。
- 最大3年間、利益と相殺できる
- 今年損しても、来年以降の節税につながる
8. よくある質問(FAQ)
Q. 20万円以下なら本当に申告しなくていい?
給与所得者の場合は不要。ただし住民税の申告が必要なケースがあります。
Q. 海外FXの損失は繰り越せる?
→ 不可(国内FXのみ可能)
Q. 経費はどこまで認められる?
PC、スマホ、通信費、書籍、セミナー費など、FXに必要な支出は経費計上可能。
まとめ
- FXの利益は税金の対象
- 給与所得者は「20万円超」で確定申告が必要
- 国内FXは一律20.315%、損失繰越あり
- 海外FXは総合課税で税率が高くなる
- 損失が出た年も申告すると節税につながる


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