FXのチャートを見ていると、150.00円 や 1.1000ドル のような「キリの良い数字」で価格が反発したり、勢いよく抜けたりする場面をよく見かけます。
この“キリの良い価格帯”こそが ラウンドナンバー(Round Number) と呼ばれる重要な節目です。
初心者ほど「なんでここで止まるの?」と疑問に思うポイントですが、実はプロもアルゴリズムも強く意識する超重要ゾーン。この記事では、ラウンドナンバーの意味から、実際の使い方、注意点までわかりやすく解説します。
🔍 ラウンドナンバーとは?
ラウンドナンバーとは、端数のないキリの良い価格帯のこと。
例:
- ドル円:150.00円、155.00円
- ユーロドル:1.1000、1.0900
これらの価格帯は、
- 覚えやすい
- 目標にしやすい
- 注文を置きやすい
という理由から、多くのトレーダーが意識する心理的節目になります。
🧠 なぜラウンドナンバーは意識されるのか?
1. 人間の心理が働くから
人は「キリの良い数字」を基準に考える傾向があります。
例:
- 「150円になったら売ろう」
- 「1.1000を超えたら買いだ」
この心理が市場全体に広がり、注文が集中します。
2. 注文が集まりやすい
ラウンドナンバー付近には、
- 新規エントリー
- 利確
- 損切り
などの注文が集まりやすく、反発やブレイクの起点になりやすいのが特徴です。
3. サポート・レジスタンスとして機能しやすい
価格が近づくと反発しやすく、抜けると一気に加速することも多いです。
📈 ラウンドナンバーの種類:ダブルゼロとトリプルゼロ
- ダブルゼロ(.00)
例:135.00円、1.0900ドル - トリプルゼロ(000)
例:140.00円、1.1000ドル
トリプルゼロのほうがより強く意識されます。
理由は「よりキリが良い」と感じられるため。
🛠 ラウンドナンバーを使ったトレード手法
① 反発狙い(逆張り)
- 価格がラウンドナンバーに接近
- ローソク足の反転サインを確認
- 小さく狙うスキャルピングに向いている
② ブレイクアウト狙い(順張り)
- ラウンドナンバーを強い勢いで突破
- その後の加速を狙う
- トレンド相場で有効
③ チャートパターン × ラウンドナンバー
- ダブルトップ
- 三角持ち合い
- トレンドライン
これらのパターンがラウンドナンバー付近で完成すると、精度が高まりやすい。
⚠️ ラウンドナンバーを使う際の注意点
- 必ず単独で使わないこと
→ 移動平均線、ボリンジャーバンド、出来高などと組み合わせると精度UP - ダマシが多い
→ 一瞬抜けて戻る“フェイクブレイク”は初心者の天敵 - 相場環境を無視しない
→ レンジかトレンドかで機能の仕方が変わる
📝 まとめ:ラウンドナンバーは初心者こそ使うべき“相場の節目”
ラウンドナンバーは、
- 心理的に意識されやすい
- 注文が集まりやすい
- 反発・ブレイクの起点になりやすい
という理由から、FX初心者にとって最も扱いやすい分析ポイントのひとつです。


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