FXのチャート分析で最も基本であり、最も多くのトレーダーが意識するラインがレジスタンスライン(抵抗線)です。
価格の上昇を止める“天井”のような役割を持ち、トレード戦略の軸になる重要な指標です。
この記事では、初心者でも迷わず使えるように、
- レジスタンスラインの意味
- 正しい引き方
- 実践的な使い方
- 注意点
を、図解イメージを思い浮かべやすい形で解説します。
🎯レジスタンスライン(抵抗線)とは?
レジスタンスラインとは、チャート上の複数の高値を結んだ線のこと。
価格がそのラインに近づくと、売り圧力が強まり、上昇が止まりやすくなります。
レジスタンスラインが意識される理由
- 過去に売りが強まった価格帯のため、投資家が「また売ろう」と考えやすい
- 利確ポイントとして意識されやすい
- 売り注文が集中しやすく、上昇が止まりやすい
つまり、市場心理が集まる“壁”として機能します。
✏️レジスタンスラインの正しい引き方
① 高値を2点以上結ぶ
最も基本的な引き方。
下降トレンドでは、下向きに傾いたレジスタンスラインが引けます。
② レンジ相場では「上限」を線で結ぶ
価格が横ばいのときは、レンジの上端がレジスタンスラインになります。
③ できるだけ“多くの高値に触れる”ラインを優先
触れる回数が多いほど、信頼性が高まります。
④ 実体・ヒゲのどちらを使う?
- 実体で揃うなら実体
- ヒゲで揃うならヒゲ
- 迷ったら「より多く触れる方」を採用
📈レジスタンスラインの使い方(実践編)
① 反転を狙う「逆張り」
レジスタンスラインに近づいたら、
「ここで反落するかも?」というポイントになります。
- エントリー:レジスタンス付近で反転サインが出たら売り
- 利確:次のサポートライン
- 損切り:レジスタンスラインの少し上
② ブレイクを狙う「順張り」
レジスタンスラインを上抜け(ブレイク)すると、
上昇に勢いがつきやすい。
- エントリー:上抜け後の戻り(リテスト)
- 利確:次のレジスタンスライン
- 損切り:ブレイクラインの下
③ トレンド判断に使う
レジスタンスラインが引ける=下降トレンドの可能性が高い。
ラインの傾きでトレンドの強さも把握できます。
⚠️レジスタンスラインを使うときの注意点
① 完璧なラインは存在しない
市場は常に変化するため、ラインは“目安”として使うのが正解。
② ラインは「ゾーン」で考える
1本の線ではなく、価格帯(ゾーン)として捉えると精度が上がります。
③ 他の指標と組み合わせる
- 移動平均線
- RSI
- MACD
- ローソク足パターン
ライン単体より、複合的に判断した方が勝率が上がります。
📝まとめ:レジスタンスラインは“市場心理の壁”
レジスタンスラインは、
**「価格が上昇しにくいポイントを可視化するツール」**です。
- 高値を結んで引く
- 反転・ブレイクの両方で使える
- トレンド判断にも役立つ
- 完璧なラインはないので柔軟に扱う
初心者でもすぐに実践でき、FXの基礎力を大きく底上げしてくれる分析手法です。


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